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2018年度理事長所信|2018年度公益社団法人加賀青年会議所

【はじめに】
~加賀青年会議所らしさの継承~
 目的地へ向かい颯爽と進み続ける一艘の船。時には心地よい晴天と追い風の中を順風満帆に、時には真っ暗な闇の中で厳しい風雨に曝されながらも怯むことなく逆風張帆の姿勢で、どんな環境の中でも目的地へと向かい帆を張って力強く真っ直ぐに進み続ける。我々の郷土の誇りである北前船の姿は、胸を張って時代の先頭に立ち、どんな困難にも怯むことなく立ち向かってきた加賀青年会議所の足跡と同じだと感じます。

 1965年に創立された加賀青年会議所は、「明るい豊かな社会」という目的に向かって53年間、力強く活動を続けてまいりました。これ程長い間活動を続けることができたのは、自分達自身が、また自分達を信じてくれるひと達が願う「明るい豊かな社会」という目的にたどり着くために、乗組員であるその時々の会員が互いを信頼し合い一致団結して、切磋琢磨し合い個々の能力を高めながら、全会員が己の持つ力を出し尽くして前に進むために役割を全うし続けてきたからに他なりません。まさに青年会議所の三信条である「友情・修練・奉仕」を体現し続けた成果であると考えます。
 時代が変わるにつれ、我々が目指すべき「明るい豊かな社会」の在り方も、我々を取り巻く環境も変化をします。しかし、我々が掲げる明るい豊かな社会の実現という崇高な志は不変であり、互いに励まし合い、個々の能力を高めながら、どんな困難にも臆することなく胸を張り立ち向かうことで自分達自身を奮い立たせながら活動する組織としての風土もまた変えてはならないものであります。
 本年もこの崇高な志と組織としての風土を全会員がしっかりと認識し、誇りを持って受け継ぎ、54回目の航海へとまいります。


【基本理念】
~時代を創る~
 日本という国において人口減少と高齢化が進み、我々が住む加賀のような地方においては特に深刻な状態となっております。それによってもたらされる社会構造の劇的な変化が予測されておりますが、その多くは現状からの悪化を予測するものが多く、その暗澹とした内容に現代を生きる人々は不安を感じて止みません。
 私はこんな時代だからこそ我々が輝きを放つべきだと思います。厳しい環境に直面した時でも動じることなく胸を張って威風堂々困難に挑み続ける姿は、時に周りを惹き付け、勇気付け、信頼へと変わり、協力を得ることで、自分達の推進力へと昇華します。もちろん、勝算の無い挑戦は単なる無謀に過ぎません。しかし、どうすれば困難を乗り越えられるか、僅かでも可能性を見出したならば、とことん考え立案し、語り合い想いを伝播させ、その可能性を大きくし果敢に挑戦する。この姿勢こそが現代を生きる青年に求められる姿であり、人々に勇気を与え社会に希望をもたらす輝きだと思います。
 人工知能など科学技術の発達により先行きが簡単に示される時代になりました。それに伴って現代の人々は考えることを止め、予測される結果に逆らうことなく、変えようとせず諦めてしまう風潮にあります。だが、社会を作ってきたのは人であり、人に勇気を与え、行動に変化をもたらすのは科学技術では決して出来るものではありません。一人の行動が周囲を動かし、それが積み重なって社会が動き、時代が創られる。会員一人ひとりがその原動力であり、その原動力が集まった公益社団法人加賀青年会議所が地域の真ん中で加賀の未来を担っていくという自覚と誇りを持って活動してまいります。


【基本方針】
~「加賀JC未来構想 まんなかが!」の具現化 そしてさらなる進化を目指して~

 我々、公益社団法人加賀青年会議所が創立50周年の節目に発表した「加賀JC未来構想 まんなかが!」の中で、目指すべき「加賀の理想像」は「加賀にしかない個性的な魅力がたくさん溢れ、加賀に住むすべてのひとが未来に希望を持てるまち」と掲げました。
 一方で、我々が暮らす加賀の現状は、伝統産業や地域産業が衰退し、加賀の個性が希薄化し、交流人口も減少するという悪循環の様相を呈しています。さらには、若年層の人口流出が顕著であり、地域としての未来の活力が失われつつあり、閉塞感や停滞感が蔓延しております。我々はこんな時だからこそ、どうすれば「加賀の理想像」に近づけるのかを考え、活動しなければなりません。そのためには、目先の問題の解決はもちろん大切ですが、何が原因で諸問題が発生してしまうのかをしっかりと見極め、問題の本質を解決する必要があります。
 問題の本質は、加賀に住むひとびとの加賀への関心が薄まっていることだと考えます。しかしながら、幸いにして加賀にはまだ多くの誇るべき個性が残されています。加賀の真ん中に立ち、多くの世代を巻き込み、様々な組織と協力して、今まで光が当たらなかった加賀の個性を見つけ出したり、今までとは違った角度から見つめ直したり、他の個性と組み合わせたりして磨きをかけ自分達が誇りに思える「加賀ブランド」へと昇華させましょう。そして、自分達が暮らす加賀に大きな可能性があることを地域に発信することで、加賀に住むひとびとに「加賀を想う心」を育みましょう。
 「加賀を想う心」が広がれば、加賀の個性はさらに磨かれます。加賀を個性的な魅力が溢れ、未来に希望を持てるまちにすべく、加賀の真ん中に立ち活動していきましょう。
 また、本年で「加賀JC未来構想 まんなかが!」を掲げてから5年目を迎えます。我々自身にも我々を取り巻く社会情勢にも変化がある中で、明るい豊かな社会の実現のため今後さらに効果的な活動ができるよう「加賀JC未来構想 まんなかが!」及びその方向性に基づいて行ってきた活動を振り返り、さらなる進化を目指しましょう。

 

【未来創造室】
 地域の未来を担うのはこども達です。加賀には誇るべき個性がたくさんありますが、その良さに気づかないまま大人になり加賀を離れてしまう人が少なくありません。また、現代のこども達はゲームやインターネット、アミューズメント施設などの娯楽が当たり前にある環境に育ち、自らの手で何かを創り上げることで得られる楽しさや喜びを経験する機会や、他の人とのふれ合いを通して人の優しさを知り、人を思いやる機会が減っているのではないでしょうか。
 こどもの時の想い出や経験したことは成長や人間形成に大きな影響を与え、色褪せることなくその人の胸に刻み込まれます。自分達が住むまちにたくさんの個性があることを学び、その素晴らしさに気づく感性を養い、楽しみ喜びながら体験しこどもならではの感性で新しい加賀の魅力を創造することで、加賀を好きになり、加賀の未来を切り拓くために必要な資質や能力を育成する機会を提供して頂きたい。また、その中で人とのふれ合いを通して優しさや思いやりを身につける機会を提供して頂きたい。

【地域創造室】
 我々は加賀を明るく豊かにするために活動しています。ここ数年、会員数は減少傾向を辿っておりますが、公益社団法人加賀青年会議所の活性化がひいては加賀に明るい豊かな社会をもたらします。組織の最重要課題である会員拡大は全会員で取り組むべき事業でありますが、特にその中心として気概と戦略を持って取り組んで頂きたい。そして、会員や我々と同じ志をもった方々が地域の真ん中にたち、地域経済の発展を担うために必要な資質を向上させる学びの機会を創出して頂きたい。
 また、加賀に住む人々と一緒にまだ知られていない加賀の個性や、或いは当たり前になりその有難さを忘れている個性、そんな個性が衰退している現状や市外との比較、外部環境の変化、今後予想されることなど加賀に関することを学び、その上で自分達が置かれている状況を客観的に分析し、「加賀ブランド」を描きその実現に向けて行動し、それを発信することで「加賀を想う心」を育むきっかけを作って頂きたい。計画や提言だけに終わるのではなく、行政や様々な組織、多くの人を巻き込みながら、本音で語り合い、協働し、発信することで明るい豊かな加賀の創造を目指して頂きたい。

【事務局】
 定例会や理事会など各会議には目的が存在します。その目的をしっかりと把握し、会員や組織にとって高い効果が得られるように規律のある運営を心掛けて頂きたい。また、広報については、公益社団法人加賀青年会議所の活動を多くの方に知って頂く貴重な機会であることを十分に認識し、各委員会と意志の疎通を図りながら正確かつ魅力が伝わるような情報発信を行って頂きたい。
 さらに本年度の事務局には、新年交流会と卒業式の二つの交流事業を担当して頂きます。会員同士はもとより事業の参加者と有意義な交流が深まれば、会員同士はもちろん地域の方々とも連携も強化されます。公益社団法人加賀青年会議所の各種事業の効果を高めるためにも、その下支えとなる事業を構築して頂きたい。

【財政特別理事】
 公益社団法人加賀青年会議所の収入のほとんどは会員からの会費で成り立っています。この会員からの貴重な会費が適正に使用されているか、事務局や各委員会と連携を密にしサポートをして頂くとともに、各事業の費用対効果の審査と検証を行って頂きたい。
 また、公益社団法人への移行から7年目を迎えますが、会員の移り変わりにより公益社団法人であることの意義から申請手続きの在り方に至るまで会員の理解度が下がっていると感じます。公益社団法人としての在り方について今一度全会員への周知を図るよう心掛けて頂きたい。

【第48回石川コンファレンス】
 本年は公益社団法人日本青年会議所北陸信越地区石川ブロック協議会の第48回石川コンファレンスが加賀の地で開催されます。当地での開催は8年ぶりの開催となります。前回から加賀の地にはさらに新しい魅力が増えています。その魅力を石川の魅力として存分に発信して頂きたいですし、加賀らしいおもてなしで県内の同志との交流を深められるよう企画・運営をして頂きたい。


最後に

 いかにして明日の、そして未来に明るい豊かな社会をもたらすか。今の時代に生きる我々に課された使命であります。現状を変えるには雲を掴む様な思いに駆られるかもしれません。しかしこんな時代だからこそ、混沌という未知の可能性を切り拓く楽しさをかみしめながら活動していきましょう。自分達が時代を創るのだという気概を持って。