地域活性化委員会

委員長 今井 拓哉
副委員長 岡澤 拓弥
中出 祥太
中谷 一世
西出 大樹
早崎 峻徳
矢敷 卓朗

委員会方針

昭和初期にかけて町内会などの地域コミュニティが組織化され始め、現在加賀市にも様々な地域団体やまちのコミュニティが存在します。時代が進むにつれて活動内容の変化や地域との関わりも減少し、各年齢層の考えのずれが生じています。人口減少の影響もありますが、このままでは加賀市の各地域の分断がさらに広がり、各年齢層の意識や価値観のずれが地域の行事や祭りなどの伝統文化や、これまで地域を支える重要な役割を果たしてきた地域団体の縮小や休止に繋がっていき、結果地域の活気も低下します。地域の活気の回復に繋げるためには世代を問わず、一緒に地域をつくることができる関係性が大事であります。子供、若者から中年、高齢者と各年代にはそれぞれ発揮する力があり、世代を超えて地域の様々な場で人と人の関係を繋ぐ役割を担う人材を一人でも多く増やしていくことが必要であると考えます。
特に若者の力が重要と考えます。なぜなら、彼らが加賀市の未来を担う中心的な存在となるからです。一人ひとりが地域により一層の関心を持つためには、まず先人たちが守り続けた歴史や伝統文化を理解し、それに納得することが不可欠です。ただ単に納得するだけでなく、自分たちがこれからの加賀市の未来を担う存在であることも同時に認識しなくてはいけません。若者の力は各年齢層との関係性の中で最大限発揮される力であり、若者の意識を底上げすることが地域の活気の回復に繋がり、一人ひとりが行動を起こしていくことで地域全体が活性化するでしょう。今までは「年上の方がやってくれるだろう」「まだ自分たちは関係ない」と思い、意識すらしてこなかったかもしれません。こうした想いになるには無意識のうちに物事を他人事として捉えている習慣が身についており、この意識を捨てることで今まででは見えなかった自分事として捉える景色が広がります。私たち加賀青年会議所が各団体、各年齢層の橋渡し役となり、若きリーダーである私たちが地域や若者に寄り添い、先導する役割を果たしたいと強く考えています。私が加賀青年会議所に入会したいと思ったのも、一個人やまちの団体に所属して、ただ闇雲に動くだけでは限界があると気づいたからです。
今年度の地域活性化委員会では、能動的な市民を増やし、加賀市全体に活気をもたらしていきます。『地域再構築アワー』では、事前に行う地域調査を基に加賀市の未来をわかり易く提示し、若者から各年齢層、地域団体が有意義な意見交換を行い、一人ひとりが地域の価値を再認識し、意識の底上げを図ります。『地域創造事業』では、加賀青年会議所が若者や各年齢層と地域団体、行政を巻き込み、地域内外から人を呼び寄せ、新たな価値を創造します。新たな地域活性化の実現に向けて、地域活性化委員会は加賀市全体を活気ある地域に変えるため挑戦します。どうぞよろしくお願いします。

地域再構築アワー

目 的 今ある地域の価値を再認識し、意識の底上げをしていただく
実施月 3月
規 模 加賀市民、加賀青年会議所メンバー

地域創造事業

目 的 一人ひとりの行動で新たな時代の新たな価値を創造する
実施月 10月
規 模 加賀市民、加賀青年会議所メンバー

■担当

クリスマス家族交流会