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御礼

2020年度の公益社団法人加賀青年会議の活動に対しまして、日頃よりご理解とご協力を賜っておりますことに心より御礼申し上げます。また、今年は『勇気と希望を胸に 時代を先駆ける青年となれ!』のスローガンのもと、令和という新たな時代を先駆けるべく、新しい時代の一歩を踏み出す年と致しました。

しかし、今年の2月よりここ石川県でも新型コロナウイルス初の感染者が確認され、本年度はこれまで先輩諸兄の皆様が30年以上に亘り続けてこられた加賀青年会議所の伝統継続事業である「加賀郷土かるた取り大会」や「わんぱく相撲大会」の相次ぐ中止、その他の事業の延期や計画変更と苦渋の決断を余儀なくされました。一時は、このような時に本当にこのままJC活動を行うべきなのかと自問自答を繰り返す時期もありましたが、しかしそんな時でも、いつも支えてくれましたのが仲間たちでした。基本理念に掲げた加賀青年会議所の存在意義とは、どんな時でも逆境をはねのけ、知恵を絞り、他人事ではなく、自分事と捉えて行動を起こす。今こそ「JCもある時代」から「JCしかない時代」と言われたあの頃のように、新たな時代の流れを先駆けすべく、その方向性へと舵を切りました。

そして、本年度は例年とは異なり、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、新しい生活様式や当たり前のことが当たり前にできなくなり、これまでの事業計画が一変しましたが、改めて組織の在り方や地域のオピニオンリーダーとしての役割を再認識し、たくさんのことに挑戦させていただきました。新しいITツールを使った定例会や各種会議のWEB化、未来創造事業や地域創造事業、JC大學といった多くの子どもたちや地域の人々、講師の方々に参加していただけなければ成り立たないと考えられてきた事業のリモート化など、この国難とも言えるコロナ禍の時代において、正面から受け止め、様々な可能性と手法を見つけながら運動を展開してまいりました。これもひとえに、55年もの長きに亘り「明るい豊かな加賀の実現」という不変の目的を掲げてこられた、たくさんの先輩諸兄の崇高な志と熱き想いが我々へと受け継がれ、絶対に途絶えさせてはならない熱き志を持ち、この難局を仲間たちと突き進むことができましたことに、御礼を申し上げます。

結びに、本年我々が開催した各種事業にご参加いただきました市民の皆様、協働して事業を創り上げご協力いただきました各種団体の皆様、更に我々を一番近くより常日頃から暖かな目で見守り支えて頂きました加賀JCシニアクラブの先輩の皆様、そして一年間活動を共にした加賀JCの全会員、すべての皆々様方に心より御礼申し上げます。コロナで始まり、コロナで終える年ではありましたが、2021年度、小新理事長が率いる公益社団法人加賀青年会議所に本年と変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げ、2020年度第56代理事長からの御礼とご挨拶とさせて頂きます。一年間本当にありがとうございました。

 

公益社団法人加賀青年会議所 第56代理事長 菅本 勇気

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