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御礼

2023年度の公益社団法人加賀青年会議所の活動に対し、ご理解とご協力を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。本年度は『 GET UP STAND UP リーダー達よ共に創ろう最高の時代を』のスローガンのもと、メンバーが地域のリーダーとして、先駆け行動する先導者たる存在として、地域を引っ張っていく青年であろうという気概を持ち、実際に行動に移していく、そんな年と致しました。

本年はロシアとウクライナによる軍事衝突の長期化、パレスチナの武装組織ハマスがイスラエルに対し、かつてない規模の攻撃を加え多くの罪なき人々が亡くなるなど我々に大きな衝撃を与える暗いニュースが相次ぎました。また石川県能登半島を震源とした震度6強の地震などをはじめとする自然災害も多く発生した年でありました。しかしながら新型コロナウイルスが本年5月に第5類への移行となり、アフターコロナへの動きが加速し、ようやく収束への兆しがみえたり、WBCにおいて野球日本代表、侍ジャパンが世界一の栄冠に輝いたりなど日本国民に元気を与える出来事もありました。そのような中で、先行きが見通しづらく、変化のスピードがどんどん速くなるこの時代において、我々はより柔軟に変化をしながら時代を先駆けて行動していく組織を目指してまいりました。多様化する現代において組織、そしてメンバー自身も様々な変化を受け入れながら成長をできたそんな1年となったのではないかと感じます。

そういった中で、我々は事業を通して運動を展開してまいりました。地域活性化領域では、これからの地域を担っていく青年経済人を対象とし、行政の取り組みの実態やビジョンを共有しながら社会課題の解決に向けて多様な行動が生まれるきっかけとしたアワーを開催し各地域での行動に移していただく、そのような人財の育成を行いました、また地域創造事業では、近年注目されている「ウェルビーイング」について、様々なステークホルダーと協働し、「加賀ウェルビーイング」を共創し、地域で多様な行動を起こす人財の育成を行いました。いずれの事業も我々が考える地域の未来を創るアイデアの実践を通して、多様な行動を起こす人々があふれるまちの創造のきっかけとなる事業でありました。

またもうひとつの青少年育成領域では、次代を担う子ども達の健全な心身の育成を目的に、長年継続して行っているわんぱく相撲大会を実施し、加賀大会、石川県大会、全国大会と大会のスケールも大きくなっていく中で、子ども達が心身ともに逞しく成長する様を見ることが出来ました。また未来創造事業では、加賀市片山津温泉を舞台に未来創造アートの製作を通して、子ども達の新たなアイデアを生み出す力と自ら考えて行動する力を育むことを目的とした事業を実施しました。未来を生きる子ども達の創造力溢れる姿に地域の大人たちも感銘を受け、地域の次代を担う世代に対し夢と希望を感じていただきました。

本年度は、我々が地域を代表する若き青年経済人のリーダー集団という意識をメンバー全員で共有し、多様な個性を活かしながら、地域を牽引する組織になるよう様々なプログラムも活用しながらメンバーのリーダーとしての資質向上のための事業も行いました。そして、組織の最重要課題でもある会員拡大活動ではメンバー全員拡大を意識し、この組織の持続可能な未来を意識して地域の若い世代へのアプローチに注力する会員拡大を行って参りました。結果として10名もの個性豊かな人財を新たな同志として迎え入れることができました。また本年度は石川ブロック協議会の会員大会である第53回いしかわコンファレンスがこの加賀の地で開催され県内9LOMのメンバーが一同に会し、この加賀の魅力を堪能していただき各地青年会議所メンバーとの絆を更に育むことにもなりました。

結びに、本年度我々が開催した各種事業にご参加いただきました市民の皆様、我々のアイデアに共感し、協働して事業を創り上げていただきました各種団体の皆様、更に我々を常日頃から見守り支えて頂きました加賀JCシニアクラブの諸先輩方、そして1年間、この地域の為に活動を共にし、運動を展開してきた加賀青年会議所の全メンバー、これらすべての皆様に心より感謝、御礼申し上げます。2024年度、加賀青年会議所は創立60周年の節目を迎えます。第60代理事長北村理事長が率いるこの加賀青年会議所を本年と変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げ、2023年度第59代理事長からの御礼のご挨拶とさせて頂きます。皆様、一年間本当にお世話になりました。誠にありがとうございました。

公益社団法人加賀青年会議所 第59代理事長 髙田 泰裕

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