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地域力推進委員会

委員会事業方針

ここ数年、地方分権や道州制に向けての議論が各地で活発になっており、地方自治を主体とする動きが大きく注目されてきています。その中において、特に基礎自治体である市町村は、限られた財源でより多くの課題に取り組んでいかねばならないなど、厳しい行政運営に迫られています。また、行政サービスの受け手である市民の意識や行動も、より主体的になることが求められます。それぞれの地域が、独自性をもった魅力あるまちとなるには、まちづくりに対する市民意識の向上が必要不可欠だと思います。

加賀JCは、昨年45周年を迎え、新ビジョン「我が地域、かがもん構想」を掲げ、“ひとが地域（まち）を創造し、自律する加賀”を目指し新たなスタートを切りました。地域の発展には“ひとの力”が何より必要です。我々加賀ＪＣメンバー一人ひとりが、その力の源となれるよう、志を高く持ち、今後も活動に取り組んでいかねばなりません。また、我々は市民を牽引するリーダーとしての意識を強く持ち、市民と行政の懸け橋となるべく、率先して行動していかなければならないと思います。

本年度、地域力推進委員会は、加賀JCが今まで築いてきたネットワークや経験を最大限に生かし、今後の地域の発展に向け、市民が主体的に考え議論を交わす機会の創出に努めて参ります。また、地域の現状について認識を深め、行政側との連携強化にも努めながら、加賀市全体に“自分たちのまちの課題は自分たちで解決していく”という気風を大きく波及させていくための基礎づくりができるよう事業に取り組んで参ります。

今年の市長アワーは「公開市長アワー」として多くの市民を交え、市長のビジョンや市政報告についてお聴きし、理解を深めながら我々市民としての地域発展に向けた意識の醸成を図って参ります。そして、新しい市民参画のかたちとして取り組む「市民討議会」では、多くの市民の方々と共に地域の発展について、積極的に議論を交わして参ります。また、市民討議会で得た貴重な意見は、「10月定例会アワー」において加賀市に向け提案し、我々加賀JCメンバーを含め、市民討議会参加者の市政への参画意識向上につなげたいと思います。

地域力推進委員会は、主体性のあるひとがまちに溢れる“明るい豊かな加賀市”の創造を志に掲げ、奥野副委員長を始めとする委員会メンバー一丸となり、一年間精一杯活動に取り組んで参ります。メンバー皆様のご協力を宜しくお願い致します。