地域活性化委員会

委員長 | 西出 大樹 |
副委員長 | 岡林 寛司 |
郷地 光 | |
田中 勝緒 | |
中谷 一世 | |
宮竹 康弘 | |
吉田 翔馬 |
委員会方針
若い頃、私は何もやる気が出ず、ずっと家に居てネガティブな事を考えてばかりの毎日を繰り返している時がありました。しかし、仕事を始めたことを機に、沢山の人と接し、自身の心身が共に充実してくると、今まで利己的だった考え方が徐々に利他的に変わっていきました。この事が起業や地域活動への大きなきっかけになったと思います。
2020年に世界中でパンデミックを起こした新型コロナウィルスは私たちの生活を一変させました。これまでの行動に対して大きな制限がかかり、やりたいことができない状況から徐々に人々の活力は失われていった様に感じます。これから迎えるウィズコロナ時代において、人々が能動的に地域の為に行動するような活気溢れる地域となる為には、新しい価値を創り出し、またその過程で加賀市に住む人々が心身共に充実していくことが必要だと考えます。
コロナ禍において失われてしまった今までの価値に代わる新しい価値を見いだすことで、このまちに住む人々が心身共に充実できる環境となれば、自分の愛する地域をもっと良くしようと能動的に行動する人々が増えるようになると考えます。そんな中、私が注目しているのが「ウェルビーイング」という考え方です。ウェルビーイングというのは身体的、精神的、社会的に全て満たされた状態を定義しています。ウェルビーイングの考え方を取り入れた企業では、創造性が3倍、生産性が31%上昇し、離職率も低いという研究データがあります。これらを加賀市に置き換えた時、心身共に充実した環境を地域として創り上げることができれば、誰かのため、自分たちが住むまちのために何かしたいという思いが自分自身の活力に変わり、またその思いが様々な人たちの共感を得て、互いに協力しあえる絆が芽生え、次第にまちに溢れることによって、自分たちの住む地域全体が活性化していくと私は考えます。しかし、ウェルビーイングな状態となるための環境づくりも含め様々な社会課題を解決するには、一個人や一団体での解決は難しく、様々なステークホルダーを巻き込み、取り組む必要があります。そのためにもまずはこれからの加賀を担い創っていく青年世代が率先して加賀の現状を把握し、共感を育める理想の加賀を描き、アクションを起こしていくことが重要だと考えます。
本年度、地域活性化委員会では二つの事業を担当します。『青年経済人アワー』では地域内外で活躍する青年経済人とともに、社会課題の解決にむけて多様な行動が生まれるきっかけになる様な事業にします。『地域創造事業』では、地域内外の多様なステークホルダーとともに、地域の新しい価値を共創し共感が育める事業にします。
ウィズコロナ時代でも加賀市が活力溢れる地域を目指して、岡林副委員長をはじめとする委員会メンバー一同で一年間頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。
青年経済人アワー
目 的 社会課題解決に向けて協働するきっかけを作る
実施月 6月
規 模 地域内外で活躍する加賀市の青年経済人
地域創造事業
目 的 地域の新しい価値を共創する
実施月 10月
規 模 加賀市民
■担当
クリスマス家族交流会